【モニター用】

1)モニターの仕事とは 2)最初に覚えること 3)実践での注意 4)自習の仕方


4)自習の仕方


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(3)部下を持つリーダーを目指す

普通の会社にいますと、この道を選ぶのが最も一般的な道になります。

今までの自分のモニターとしての経験を生かしながら、リーダーやマネージャークラスに進む道です。

ここからは、モニターのスキルとは違ったスキルが要求されてきます。

人をマネージメントする能力です。

会社組織で言うと「管理職」にあたる訳ですが、特に管理職試験に合格していなくても、チームリーダーをさせられる会社もあるでしょう。
しかし、名前はどうあれ、何人かの部下を一つにまとめあげ、目標を達成するというリーダーシップを発揮しないといけません。

そのリーダーシップスキルを会社が教えてくれるところもあるでしょう。その場合は問題ないのですが、そのようなものが無い場合は、自分でリーダーシップを発揮する術を独学で学ぶ必要があります。

また、ここで一番考えないといけないことは、「自分がリーダーに向いているかどうか」です。
一人のモニターとして、優秀な成績を残すことと、何人かのメンバーを引き連れてプロジェクトを動かしていくというのは、全く別の能力です。

ですから、自分がリーダーには向いていないと思ったら、会社の要請であっても、無理してリーダーになる必要はありません。無理して引き受けても、心身症になったりうつ病になってはつまらない話です。

一般的な会社では、職人としてのモニターよりも、リーダー(マネージャー、管理職)のほうが、待遇がいいでしょう。
上昇志向を目指したい人は、この道を進むといいと思います。

ここから先はご自分のモニターとしての知識と経験を生かしながら、マネージメント能力とリーダーシップをいかに発揮するかという問題に移っていきます。

もし長年、自分が担当してきた領域でリーダーになるのでしたら、これはラッキーです。
違う領域のリーダーになった場合は、自分よりも、専門性を持った部下のモニターをいかに活用するかという話になってきます。

いずれにしても、ここから先は治験や臨床試験とは違ったスキル、知識の話になるので、ここではこれ以上、踏み込みません。

ただ、繰り返しますが、自分がリーダーや管理職に向いているかどうかを早く見極めることだけは、お奨めします。

(1)領域を問わない (2)領域を特化する (3)リーダーを目指す (4)モニター以外の道

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