【モニター用】

1)モニターの仕事とは 2)最初に覚えること 3)実践での注意 4)自習の仕方


3)実践での注意


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(初-2)報・連・相と同時に自ら考える癖をつける

新入社員の研修で聞いた方も多いでしょうが、「ほうれんそう」を守る、という言葉があります。

「報告」、「連絡」、「相談」の頭の文字をとって「ほうれんそう」です。

初級モニターは、この「ほうれんそう」を忘れないようにしましょう。

特に「悪いことが発生した場合」は、特にすぐにやりましょう。
「悪いこと」(例えば、医療機関がGCPに違反していたとか、治験責任医師がプロトコル逸脱ばかりするとか、或いは、自分がミスを犯して、医療機関との契約を忘れていたとか・・・)は、すぐに上司、リーダーに言います。
後になればなるほど、その「悪いこと」は、ますます「悪いこと」になっていきます。
自分一人で悶々と悩むことなく、さっさと上司に伝えます。そして、その解決策なり、なんなりを考えましょう。

さて、この「ほうれんそう」でも、やり方があります。

そのやり方で、自分が優秀なモニターになれるかどうかが決まってきます。

■「ほうれんそう」にもやり方がある

それは、まず「自分なりの答えを用意してから」、上司やリーダーに「ほうれんそう」します。

僕が研修していても、ただ単に「このような場合は、どうしたらいいですか?」と質問する人と、「このような場合、こうしたいと思いますが、それで間違っていませんか?」と質問する人の2種類がいます。
この二人は三年後には大きく違ったモニターになっています。

常に自分なりの考え方(最初は間違っていても構いません。大切なのは、自分で考えることです)を持っていると、医療機関等で問題が発生しても、応急処置が取れるようになります。

モニターに限らず、企業に勤めている場合は、常にこれを心がけます。
もし、これを習慣化しないと、3年後には新人モニターにこう陰口を叩かれるでしょう。

「あの上司はダメ。自分で何も決定できない。使えないリーダーだ。」

こんな人、あなたの周りにいませんか? 自分では何も考えることができず、決定もできない人。

会社全体がそうだというところもありますが。。。。


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