【モニター用】

３）実践での注意

■実践での注意

実践で注意すべきことは、初心者のモニターと中級モニター、上級モニターで当然違ってきます。

初心者のモニターはとにかくGCP違反を「自ら」が起こさないように注意する必要があります。
どんな優秀なモニターがいても、たった一人のモニターの不注意によるGCP違反で、治験そのものが吹っ飛んでしまう可能性もあります。

ですから、ここでは「キツイ」ことを言わせてもらうと「初心者のモニター」は「他者の足をひっぱらないようにすること」が一番注意すべきことです。

・・・と、キツイことを書きましたが、GCPやSOPの通りに仕事をしていれば問題ありません。

ただし、ここで一言、声を大にして言いたいことがあります。　それは･･････

「問題は一人で抱え込まない！悪いことほどすぐに上司に報告しよう！」　　です。

問題を一人で抱え込んでいると、それはずっと、あなたの問題ですが、上司に報告した瞬間から、上司も「共犯者」になります＾＾；

ひょっとしたら、あなたのミスのために、上司が治験を依頼している病院へ「頭を下げに」行くことになるかもしれません。
でも、気にしないでください。上司があなたより給料がいいのは、そのためだからです。

ここで･･････

治験やモニターの話からはずれますが、今後、どの分野、どの業種、どの道に進むにしても、『英語』は必須です。

TOEICで言うと700点以上の英語力があると、後々、いろいろと有利です。

英語力は一朝一夕ではつきません。
早くから英語の勉強をお勧めします。しかも、会話が出来る英語力です。

耳で覚えて、口で言える英語力をつけましょう！

【実践での注意事項】

■初級モニターが注意すること	■中級以上のモニターが注意すること
（初-１）基本に忠実に（GCPを実践する）	（中-１）部下を育てる
（初-２）報・連・相と同時に自ら考える癖をつける	（中-２）問題を解決する・再発防止策を練る
（初-３）仕事を早く身につける	（中-３）問題を未然に防ぐ
（初-４）チームの一員として働く	（中-４）チームをまとめる
（初-５）より上を目指す	（中-５）目標を達成する

【モニター用】